IDS! 10th Anniversary EVENT 2013@Zepp DiverCity Tokyo

気力が無いなりに、何か書けることはないかと筆を取る。参加したのは7日の夜回。セトリのネタバレあるからね。(4200)

いつもの

東京にあるZeppの新しい方は初利用。DiverCityっていう商業施設のフードコートを抜けた先が入り口だったので、ロケーションは臨海地域へのアクセスが不便なのを除けばそれなり。ホワイエ的部分が狭かったけれど、喫煙スペースが完全隔離されてたり、女性用トイレがいっぱいあったりしたのは便利そうだった。椅子が硬くて2時間座ってるとお尻が辛いのはtokyoと変わらず。

本編

「10年を振り返る」と「みんなで作る」の2点がメインテーマで、最近のFCイベントの中では喋りが多めだったかな。前方ど真ん中のかなり良い席だったのに、胃に流し込んだビールによって軽くボケた頭と目と耳で、10年前の映像と比べると年取って見えるなーと、身勝手なことを思いながら歌声に耳をすませてた。とりあえず神ブログからコピペでセトリ

1.まきばアリス!
2.Gift
3.はじまりの海
4.Ask.
5.幸せの秘密(ミュージカル「ダディ・ロング・レッグズ」より)
6.指輪
7.tune the rainbow
8.夕凪LOOP
9.シンガーソングライター
アンコール
10.Get No Satisfaction!
11.ポケットを空にして

キューカンバーズのアレンジは良くも悪くも安定してる。悪いというか、曲全体の印象を漠然と捉えようとすると似たような感触になりやすい。今回はピアノ1本でのアコースティックパートとかが無かったからかも。後は漠然と適当な感想
『Gift』のイントロとか武道館とのギャップもあって良いアレンジだったかも。『はじまりの海』はロッキンよりも歌い込んでる分なのか完成度が高かったし、ライムグリーンの照明も綺麗だったので満足。笠原さんのチェロがメロディにベースに良い仕事してた。春のSSWツアーが東名阪に限られてたので、今回のFCイベントはSSWからの曲が多くなるかなーと思ったら2曲だけだった。
モバイルサイトで募集してた1問1答*10は当意即妙な答えで笑いをキッチリ取ってて感心。普遍的な笑いのツボを抑えているというよりは、お客さんが期待してる坂本真綾っぽさと、当人の回答が綺麗に噛みあってるといったとこ。どっちも無理してないと思うので、理想的な状態ではあるかね。
レミゼとDLLのミュージカルに関する話からの『幸せの秘密』はかなり意外な選曲。ちょっとしたキャラソンとも言えるのだけれど、坂本真綾名義の歌とは違う独特の甘い響きがあって凄く良かった。『on my own』もいつかもう1度ナマで聴きたいね。過去のクリスマスプレゼントの振り返りは覚えが無いのもチラホラあった。貰いっぱなしで見てないのとかあるな。
『指輪』と『虹』は会場アンケートをその場で集計して上位2曲を演奏したもの。楽曲人気3割に対して、最近のライブのセトリに組み込まれたか7割くらいで決定したと思う。そんな自分は虹に投票してたのでご満悦。バックスクリーンへの曲名投影とかも手間掛けてたし、虹色の照明演出も良かったので、全国の会場を通じて選曲が偏り過ぎないといいなーと勝手に思う。なお、東京では『虹』がV4なのでお察しください。
10年前から変わったこと、変わらないことみたいな会場アンケートを元にしたコーナーもあったけれど、坂本さんは変わらずに歌詞が弱かった。カンペが有ろうが無かろうが関係なかった。巧みに不自然じゃなくカンペに視線をやってたけれど、それでもいっぱい間違ってた。ロックである。あと、1コーラス目はマイクスタンドに挿してるのに、2コーラス目は手持ちだった曲が幾つかあったのも覚えてる。どういう理由なんだろう。
個人的にだが、今の真綾が歌いなおすと一番輝くのはアルバム「夕凪LOOP」の楽曲群だと思ってる。ので、『夕凪LOOP』は聴けてかなり嬉しかったし、38ツアーで『ループ』後を振り返るのには最適の楽曲だと思ってて、かなり真面目にセトリに入ると思ってて外したので、面目躍如みたいな意識が勝手にあった。『SSW』は真綾が謎の手巻きベルみたいな楽器を弄ってたのと、メイキングで福田さんに突っ込まれてたメロディーラインをコーラス無しでしっかりと聴けたのが印象的。最後は指揮者みたいな手の振りでお客さんに歌うのを促してたりしたね。
アンコールコールがここ最近の真綾ライブの中ではトップクラスに自分好みだった。拍手のBPMが上がっていって、1/2にダウンサイズしてまた上がっていくってアレ。何か知らないんだけれど達成感があって楽しいんだよね。
最後の2曲はド安定。09年に仙台のFCイベントに友人と遠征したときにセトリ予想対決をしてて、アコースティックだし『GNS』はないっしょーとか言いながら、イントロのギターの口真似をしてたのを今も思い出す。あの頃は若かった。『ポケ空』も座席が前方だったので、皆さんの綺麗なユニゾンを心行くまで楽しみましたとさ。もう何回この曲を口ずさんだんだろうか。

てな感じの2時間弱だった。読み返したけれど、酔っ払ってるみたいな文章だね。

終わりに

10月にある日比谷の野音もチケットを持ってるんだけれど、あっちはスクリーン演出がちょっとしづらいだろうし、折角の野外だからってんで今回の一連のツアーとはちょっと違う様相になるのかな。ということで、それを楽しみにしながら各地のリクエスト曲や感想を眺めていこうと思う。気力が無いなりのレポでした。