コトリトナンバ@渋谷 LOOP ANEX

どっこい生きてる部屋の中。とかいう訳の分からない書き出しになるくらい久しぶりのライブレポ。とはいえ、もう色々なモチベが尽きてるので手を抜きまくる。主に文章を考える時間とか、推敲する時間とか。(3500+600)

いつもの

南波さんのちゃんとしたライブに参加するのは、1stの『水色ジェネレーション』発売後のワンマン以来なので1年8ヶ月ぶり。南波さんの楽曲の中でも異彩を放つコトリンゴさんの楽曲がその時のセトリには殆どなかったので、今回のライブの開催を知ったときは諸手で歓迎した覚えがある。
会場の渋谷 ANEX LOOPは初利用。gee-geとかチェルシーホテルのある界隈で、待機スペースが地下への階段くらいしかない以外は良ロケーション。ただ、チケット代に追加されるドリンク代が600円と過去最高だった。500円じゃない所もあるんだねという勉強にはなった。100人入れば1万円の差か…スタッフ1人くらい増やせる差になるのだな。
こじんまりとしてるけれど、内装はそこそこお洒落だった。最前2列に計20席ほどの椅子があって、その後ろはスタンディングゾーン。maxで詰め込んでも150人くらいしか入らないと思うけど、昨日は満杯だったみたい。客層は熱心な層以外はバラバラだったかも。1桁番だったので2メートル程に南波さんを拝める椅子席を確保。
ステージ上は下手にコトリンゴさんのYAMAHAキーボードとその上にKORGのシンセ?、中央手前が南波さんで奥がドラムの神谷さんで、上手にベースのシゲさんの4人構成。最近の南波さんだとバンドスタイルというのは珍しいらしい。そもそも髪を切ってから初めてだったかも。

本編

会場であるANEX LOOPのblogが当日更新とは思えないくらい充実してるので、もうこれだけで良いんじゃない感はある。
本日は『コトリトナンバ ~コトリンゴ+南波志帆~』!! | LOOP BLOG
その他は適当に書き連ねる。
セトリに関しては文句の付けようもない。コトリンゴ提供曲を全て聴くことが出来たので大満足。ライブの冒頭が『anselm』ってだけで、レアなライブってのが伝わる人には伝わるはず。楽曲数だと南波さん名義のが過半数だけれど、バランスは取れてた気がする。ただ、MCとかのやり取りは未だこなれてない感じ。喋りの回転数がかなり違うし、コトリンゴが35で南波志帆が20なのを考えればそんなものかしら。
久しぶりに見る南波さんはすっかり大人の女性という感じだった。視線の使い方とかステージングに風格があるからかもしれない。メロディラインを取りにくいコトリンゴ楽曲を中心にしてて、あれだけ歌えてれば個人的には十分合格ライン。フレーズの色々な所に心地よい声の欠片が現れるので聴いてて飽きない。機会を見つけてCD音源でも聴きながら系統立てて把握したいくらい。アンコールの『wannabe』とかあれだけ口が回るのも素敵。
初めてライブで聴いたコトリンゴさんは南波さんに負けず劣らず不思議で魅力的な声をしていた。頭の上辺りから斜め45度上の方に声が伸びていってるように聴こえるのは何故だろう。あと、2人ともとても特徴的な声質だけれど、被さっても問題なく聞分けられるので、コーラス参加が多めだったのも嬉しかった。1曲の1部だけコトリンゴさんがメロで、南波さんがハモの部分もあったのもユニークな試みだったかね。
演奏スタイルは割とお行儀が良い感じで、譜面をきっちりと確認しながら鍵盤に向かってた。最近見た中だと、梶浦さんとか有形の白井さんが情熱的過ぎるという説はある。アンコール時の告知タイムで南波さんの裏にさらっとフレーズを挟みこんだり、自分の告知は即興の歌にしてしまったり、才能の塊なんだなーと感心。もう少しちゃんと追いかけるべきか。

ということで、あんまり時間を掛けずにザックリ書いた。ライブに行く本数も増やしたいなーと思いつつ、その前にやるべきじゃないかと頭に浮かび足を鈍らせる事が多すぎる。とりあえず4日のロッキンでも楽しんでこよう。