堂々めぐり、或いはいつか通った道

上のエントリー書いてて疑問にぶち当たった結果、過去にもあったように泥沼になってきた。本やCDをblogで紹介する時のスタンスがどうもはっきり決まらない。オーケー、文章に整理して納得する振りをしよう。まずは問題提起
『誰に向けて、何を望んで、何を書くか?』
うし、次に考えられる答えをリストアップ。
(1)未来の自分に、今の自分の考えを伝えるために、感想を書く
これだったら自分が知ってる知識、要はあらすじとか本が出る経緯とかは端折って良い。単にどう感じたとかをツラツラ書けば良い。多分端から見れば意味不明。所謂、「チラシの裏にでも書いてろヴォケ」
(2)読んでくれる知り合いに、対象について知って欲しくて、内容と感想を書く
数少ないけどゼロではない読者にも同じ経験をして欲しいならば、彼らに読みたいと思わせる文章を書かねばならない。ある程度説明的である必要が生まれる。
(3)不特定多数の読者に、個人の意見を参考にしてもらうため、何か書く
検索エンジンの気まぐれとか、キーワード等によってたどり着く人に、こんな事考えてる奴もいるのか、程度の事を提供できればよし。自分はネットで他人の意見を見るのが好きなんで、レビューサイトとか見るわけですが、正直あらすじとか要らないと思う。
多分、この3つくらい。1つに絞る程この空間に対して割り切れてないから、後は何を優先するかが問題なわけだ。ちょっと話がずれるけど、面白い記事があったんで紹介
http://ner.her.jp/ner/archives/2005/02/post_64.php
掲示板やblogというツールのお陰で、アウトプット作業が簡単になりました。多くの人の意見を知ることが出来る反面、1行だけの感想など価値の低いと考えられる情報も氾濫します。自分はアウトプットの量や質と、熱意とが比例関係にあると考えます。大きい衝撃を与えれば、大きく反動が返ってくる。小さい衝動しか受けなければ、小さな反動を返せばいい。書きたいことが判らないなら、まだ書くべきではないのだろうという結論を得たところでもう寝る。あ、面白かったですよ。