何故か同じ厚さ

図書館にCD帰すついでに、本2冊とCDを更に10枚借りてきました。日ごろ薄いCD-Rケースに慣れてるもんで、普通のCD10枚を片手で持つのは結構苦行です。黒夢やら浜崎やらSOPHIAやら、中学生くらいの有名なら何でも聴いていた時代のを中心に。当時の感性はどんなだったやら、今となっては想像すら付きません。
で、分厚いCD10枚分と同じ厚さになる本2冊といえば、言わずとしれた京極夏彦先生。今回は『鉄鼠の檻』と『絡新婦の理』の2つで両方とも1000頁オーバー。2週間で両方読了できるか、既に怪しい感じです。しかし、どれだけの取材というか研究をすれば、これだけの内容の本が書けるのか知りたいですね。書いてある微細な知識の真贋は知りませんけど、本当だったとしても全く不思議では無いだけの説得力があるわけで。こういう作品は感性に特化してる感じの若い作家さんだと書けない気がします。善し悪しがあるわけじゃないですけどね。