FROGインストアライブ@新宿タワレコ

メモとか取ってないんで、内容はともかくトークの順番はかなり適当
Cymbalsリーダー沖井礼二氏のソロプロジェクト、FROGのインストアライブがあったのでsと一緒に行ってきました。sが珍しく野球のチケットがあるってんで、東京ドームでの巨人ヤクルト戦をギリギリまで見てたので、タワレコ7Fに17時直前についた時はリハ兼PAテストで『時代遅れの男』をやっていました。まもなく始まるよーと言い残して一旦控えに引っ込む沖井さん。多分、この段階で既に気が気では無かったんでしょう。
一番前の柵付近で見てたので正確な数ではないけど、見学者は少なくとも5,60人で男女比8:2くらいだったかな。ステージは15cm位の高さの木の段の上に、手前に椅子が3つ、左奥にキーボード、右奥にパーカッションのセットがあってかなり手狭。準備は全部整ってる風なのに、なかなか始まらず10分遅れでやっと開始。手前左の椅子にベース抱えて沖井さん。中央に青の衣装の青野りえさん。左奥に坂和也さんで、右奥に倉本将之さん?の4人が着席。

  • 1曲目『TEOREMA』

青山さんのvoの完成度の高さに割とびっくり。立って弾いたり、やっぱ椅子に座ったりと落ち着きのない沖井さん。『peace and love』のとこのコード進行が凄い好きなんで生で聴けて嬉しかった。倉本さんのブラシ型のドラムスティックは初めて見たから、突っついたら痛そうだとかアホなこと考えてました。

  • MC

その場でCDを買った人や、特定の店舗で買ってた人へのプレゼントだったステッカーへの直筆サインを昨夜仕上げて、見事に自宅に忘れてきたことを暴露する沖井さん。友人に取りにいって貰ってるから時間までに間に合うように皆も祈ってと無茶振り。ベースからギターに持ち替えて、知り合いに生まれたお子さんの為に作りましたと曲紹介

  • 2曲目『NEW DAY,NEW LIFE』

慈愛に満ちた表情でコードを奏でる沖井さんが印象的でした。青野さんのvo安定感は素晴らしい。

  • MC

歌ってないのに喉が渇いたからお水ください、という沖井さん。ステッカーが気がかりなのか腕時計をチラチラ。ゲストボーカルとして高津哲也さん登場。空いていた手前右の席に着席。普通に近くの席に座ってたんでタワレコスタッフの人だと思ってました、ゴメンナサイ。お腹が空いてるけど、人前で鳴ったりしないように我慢してる女性って好きなんですよね、と個人的すぎる嗜好をまたも暴露する沖井さん。

  • 3曲目『Hungry Girl』

高津さんのvoもCD並の完成度を誇ってる上に、生で聴くと声の重さがあってかなり心地よい。青野さんがハンドベル、高津さんはカスタネットを手に掛け合いのような歌う様は、ちょっと演劇チックで曲のイメージを膨らましてくれます。

  • MC

ステッカーが間に合いそうだとの情報に、大分調子を取り戻す沖井さん。倉本さんの作る夏野菜カレーは素晴らしいだの、坂さんが飼っていた犬がとても萌えだっただの。高津さんにギターを渡して、沖井さんは再びベースを手に取る。

  • 4曲目『時代遅れの男』

5人のフル体勢で沖井さんもコーラス参加し、ライブの中では一番重厚なアレンジになってました。曲の最中にスタッフのとこにステッカー到着。

  • MC

高津さん退場。沖井さん再びギターに持ち替え。ステッカーが無事届いたのはこの半年で一番嬉しかったことと仰ってました。

  • ラスト曲『Gangsters』

心配事がなくなったのでかなりノリノリな沖井さん。座りながらじゃ飽き足らなくなり、本当に楽しそうに弾きながら後ろのバンドメンバーとアイコンタクト交わしてました。で、最後に締めで15cmの台をジャンプしようとして、ギターのストラップがちぎれて床にギターが叩きつけられるオマケつき。自前とはいえ、インストアライブで楽器壊すのははしゃぎ過ぎですw

  • ステッカーお渡し会

インストアライブの醍醐味とでもいおうか、通りすがりで気に入った人がCDをレジに運んでたりするのを横目に早々にステッカーを頂く。デザインはEXAMPLEのジャケ裏にある『PER ARDUA〜』の文字が入ったやつ。

後は、どこら辺で喋ってたのかあんま覚えてない事柄をちょろっと箇条書き。

  • 2枚目のアルバムが出るまで、ちゃんとしたライブはやらないとのこと
  • ブログで素晴らしいライブだったとレポ書いて、FROGの社会的信用を上昇させよう
  • インストアライブは会場が明るいのと、客と近いのと、通りすがりの人を引き込めるのが好き


ラストにまとめ。個人的にはLOVE YOUツアー以来、5年ぶりの沖井さんのライブは素晴らしかったです。坂さんや倉本さんの方に頻繁に振り向いてコミュニケーションをとり、セッションを本当に楽しんでる沖井さんを堪能しました。逆に、MCでも青野さんにはあんま触れずだった気がする。まーた逃げられるぞ?
sと帰りに話してたけど、Frogというスタイルでライブ活動をするには、インストアライブの規模が最適ではないだろうか。頻繁にある楽器の交換や、ゲストボーカルの出入りを考えると2時間オーバーのライブを構成するのは相当の手間。早く出て欲しい2ndアルバムがどういう風なのかも判らないわけで、杞憂なのかも知れないけど。
読み直したら、曲そのもののレポ感想が皆無だけど、音楽評論家じゃないから語彙もないし、音の記憶はやっぱ長持ちしませんね。昼から夜中までアルコール摂取が続いてたんで、こんな程度でご勘弁。でも、至福の時間を過ごせました。LOVE YOU,FROG!