360℃ Premium LIVE feat.コトリトナンバ@代官山LOOP

去年の8月に引き続いてコトリトナンバのワンマンがあったので参加してきた。予想以上に面白い体験だったのでメモ(3500+600)

いつもの

会場について先に補足。代官山LOOPは初利用だったけれど、前回の渋谷ANEXと同系列で雰囲気は似ていた。雪の降りしきる中を渋谷から15分も歩くのは大変だったので、ロケーションに関しては印象悪いのだけれど、ローカルの循環バスを利用すると楽に着けたらしい。次回がある時はそこら辺をしっかりと下調べしていきたい。
タイトルにもあるように、今回は演者を取り囲んで360℃座席が配置されている特殊なスタイルだった。真綾のGiftも360℃だったけれど、あっちは武道館という大箱なのに対して、今回はスタンディングなら300くらいがキャパだろう小さなライブハウス。最前列には椅子も配置されてたので、実際には200人も入れなかったと思う。
エンドステージを北と仮置きすると、客席中央の北東にコトリンゴさんのキーボード、南東に南波さんのボーカル、南西に村田シゲさんのベース、北西に神谷洵平さんのドラムという配置で、4人の間にはヒトが1人入るかどうかという密集ぶり。そこそこ若い番号での入場だったので、僕らは南西側の椅子に着席したのだけれど、エフェクターを初めとした色々な機材が手を伸ばせば届く位置に置いてあって緊張した。
足を延ばせば置いてあるベースを蹴ってしまいそうな近さの上に、彼らが演奏するのはお客さんと同じ高さの客席の上なのだ。演者さん同士はセッションのために頻繁にアイコンタクトを取るのだけれど、まるで自分もその輪の中に加わってるような錯覚を得られることの素晴らしさは言葉では表現できない。

本編

LOOP系列の素晴らしさである、ライブ当日にも更新される写真もセトリも網羅したレポートをとりあえず張っておく。ドリンク代が業界平均より100円高かろうが許せてしまうね。
360°LIVE!! コトリトナンバ 〜コトリンゴ+南波志帆〜ワンマンライブ!! | LOOP BLOG
みんなが忙しかったらしくリハをそこまで綿密にはやれてない風のMCだったのもあり、セットリストは前回と大体が同じだったのだけれど、『お針子の歌』は好きな曲だったので聴けて大満足。シゲさんのモニター用のスピーカーからベースを味わい、洵平さんのドラムの生音を聴きながら、コトリンゴさんの演奏を真正面から見つつ、南波さんの歌ってる横顔を見上げられる席がどれだけ貴重かっていう話ですよ。客席との一体感っていう表現はよくライブレポートで見るけれど、エンドステージという形態の限界はあると思わざるをえない。
個々の曲や音がどーだったという感想はあるようでない。ただただ楽しかった