チキンレース

さて、世の中には幾つかボーダーってのがあるわけで、例えばレポートの提出期限、これを過ぎればいくら頑張ってレポートを書いても、世間的には殆ど評価されません。試験勉強、テストが終わってから勉強しても、自分の力にはなりますが、帰って来るテストの点数は改善しません。だから、その期限までという限定条件の下で、人は頑張ったりします。一夜漬けでやるか、コツコツと長期的にやるかは性格次第でしょう。俺は一夜漬け派です。
大学に入ってから20本近くのレポートをこなしてきましたが、その全てにおいて俺は前日徹夜をして仕上げました。そこまで自分を追い込まないと、やる気が起きないからだと思っていました。残り時間とやる気との間には負の相関関係があるとずっと思っていました。が、しかし、最近気づきました、残り時間と目標とする完成レベルの間には正の相関関係があることを。残り12時間もあれば、一万字書いてやるぜと思えますが、残り2時間くらいになると、4000文字くらいでもいいかなと思いはじめます。
誰か、この複雑な人間心理をモデル化して、行動経済学卒業論文でも書いてみてください。ちなみに、俺の卒論中間発表の締め切りは明日15時です。death。