清浦夏実 DEBUT LIVE 〜十九色〜 @下北沢GARDEN

散々放置してしまったけれど、記録には残しておかないと。真綾の武道館の方で散々文章をこねくり回したから、こっちはなるべく訂正を入れないでノリで書き上げることを目標にします。今そう決めた。
会場前に渋谷のタワレコであった『まあや展』に真綾クラスタの人と行って、写真取りつつ色々と騒いで結局31日からキモチの切り替えが済まないままに下北沢に到着。珍しくデジカメを持ち歩いてたので入り口で1枚だけ。

ちょうど入場が始まったばかりで、階段を1度降りきってB2Fにあった地下駐車場?らしき場所へ誘導される。と、そこには300名弱の人が何するでもなく溜まってて、一瞬カイジを思い起こさせる光景でした。地下帝国じゃなくて限定じゃんけん始まる前の待合室的な。8割強が男性だったと思うけれど、みんないつごろからのファンなのだろう。自分も含めて一緒に行ったクラスタ民は揃いも揃って1ヶ月程度だったんですけどね。
グッズ等の物販もなく、飛犬イベントでよく見るビクターの益子さん(多分)が今日も居るなーとか思いつつ入場。GARDENのライブフロアはこんな感じ
http://www.gar-den.in/information.html
見た通り横にかなり広い作り。写真の左の見切れた辺りで天井が190cmくらいまで落ちていて、その2,3m奥にロッカーがずらり。写真左奥の高くなってる部分はパイプ椅子が敷き詰められてて関係者席になってました。左右対称で反対側にもあったけれど、一般客の収容数を考えると客席の中で締める割合がちょっと大きすぎたんじゃないかね。後ろの番号で入った人は視界がきつかったかも。
演者の方はフルバンドの8人構成と事前にラジオで聴いてて、マジですかと思ったらマジだった。基本構成+ストリングス4人とかかと思ったら、舞台下手からギター、ギター、ベース、ドラム、パーカス、シンセ、キーボ、ギターの大所帯。円卓の北川さんがバンマスで、鈴木チブンさんや、オッケンさんが居たくらいしか覚え切れなかった。全体的にバンドの音が厚めだったので、歌声に聴き入るというよりはノリを楽しむ感じのライブでした。個人的には3月のフリーライブ行っておいて良かった。
ご本人のblogに全身写真が載ってたのでリンクしておく
http://blog.oricon.co.jp/natsumi-kiyoura/archive/61/0
自分は下手の7,8列目くらいから見てたけれど、人波に見え隠れする顔を追いかけるのが精一杯でした。パーマしてたのが印象的。ここだけの話、ちょっとオバちゃんぽかった(ry

同じblogからセトリ抜粋。2週間空けたのが今更ながら悔やまれるけれど、個別に書ききるのは無理。

01:十九色
02:旅の途中
03:虹色ポケット
04:夏の記憶
05:約束のうた
06:Midnight Love Call
07:パレット
08:悲しいほど青く
09:お弁当を食べながら
10:アノネデモネ
11:風さがし
12:銀色の悲しみ
13:七色

アンコール
14:ネバーランド
15:僕らの合言葉

Wアンコール
16:アノネデモネ

『すぐそこにみえるもの』以外の全既存音源を歌いきっての2時間。ラストのWアンコールは久々に本当のアンコールを見た気がした。以下、思いつくままに細かい感想をリストアップ。

  • 『十九色』で静々と入場。冒頭2曲がアルバムと同じ構成だったので、もしやと思ったけれども、もしやで終わった。
  • 生『よ』を聴けました。平仮名で書くとたった1文字だけれど、アルファベットで表そうとすると6文字くらいになると思う。なんとなく
  • 『夏の記憶』は予想通りライブ向きのチューン。『銀色の悲しみ』が楽曲のコンセプト的に、ロックなのにリスニング向けなのもあって、この日で一番好きな歌声とバンドサウンドのマッチングだったかも。
  • 『Midnight〜』からは歌声を聴かせるしっとりパート。でも『悲しいほど青く』は悲しいどころか悲愴といった表現が似合いそうな、ギターが唸りまくる重厚なアレンジとなってました。
  • ピアノ1本の伴奏で『お弁当』が聴けたのが嬉しかった。歌声を味わうという意味ではこの日一番。反面、あの人のゲストは無しかと心の片隅で残念に思ってました。
  • 『アノネデモネ』前にメンバー紹介。完全な即興パートだったらしく、北川さんの無茶振りに翻弄される観客と、清浦夏実であった。
  • 『風さがし』では、簡単なフレーズを観客と交互に歌う新らしいアレンジ部分があって、凄く心地良いコール&レスポンスだった。
  • 『七色』は曲調的にも本編ラストにピッタリ。個人的には良い声量出てたと思う。
  • ネバーランド』で弾き語りあるかなーと思ったらなかった。残念だけれど、今考えると座られたら頭すら見れないか。
  • 『僕らの合言葉』の手拍子は実は複雑らしい。ずっと『タタン、タン』だと思ってたド新参です。
  • Wアンコールでも選ばれた『アノネデモネ』はアレンジャーの苦労がしのばれる良アレンジだった。小さいステージだけれども左右に顔を見せに来てくれたのが嬉しかった。

終演後は真綾クラスタ改め、清浦クラスタ7人でご飯食べて解散。実は帰宅してから色んなところで絶賛の声が上がりすぎてて、自分と比較して色々と落ち込んだりしてたけれど、2週間置いたお陰でそれも気にならなくなってきた、というか忘れたw
誰よりも清浦夏実が楽しそうだったからそれでいいのだと思う。凄く個人的でみっともない感想を付け加えるなら、10年前に行けなかったタナボタというシコリが解消されたかも。
ツアーやりたいとか歌手活動にも前向きみたいだし、色んな方面で活躍することを願って見守っていきたいと思います。おしまい。