関西旅行記:2日目

13時くらいに起床。前日のバス移動では3時間も満足に眠れなかったのもあって、旅行中の限られた時間なのに10時間も眠ってしまった。ここらへんが夜行バスの微妙な所だよな。14時過ぎに@bitmid宅をお暇して(そういえば『ぶぶ漬けでもいかがどすえ?』って言われなかった。残念。)京都市内散策を開始。
京都は以前に2回ほど訪れたことがあったのだけれども、2回とも清水寺金閣寺などの、外周寄りに位置する有名どころを巡回する感じだったので、今回はターゲットを京都御苑下鴨神社付近に絞ることにした。時間もあんまり無かったしね。このblogにしては珍しく、デジカメで適当に撮った写真を掲載しつつチョコチョコ感想。


上の写真は京都御所の前の通り。遠くに小さく見えるのが京都御所です。これだけ太い砂利道が遮るもの無く続いてるのは壮観。まるで某レールガンで全部消し飛ばしたかのようだね。見たことないけれど。あ、マスタースパークでもいいや。


これは同じく京都御苑内の西側の出口の1つの蛤御門。中学校受験等で、日本史をちゃんとやった人にのみお馴染みの場所ですね。前にローマ旅行してた時も思ったけれど、教科書の中で読んだことが、実際に自分の立ってる足元で大昔に起こったんだというあの不思議な感覚は、なかなか言葉に表せないし、他のどの感情とも似てないと思う。





こっからは完全に四畳半神話大系の舞台訪問になってる。上の4枚は賀茂大橋の南側の中央から南東北西を撮影したもの。3枚目の北向きの写真で、手すりの奥に見えるのが下鴨神社を擁く糺の森


で、これが同じく賀茂大橋から撮った鴨川デルタ。左奥から流れてきてるのが賀茂川で、右奥から流れてきてるのが高野川。老若男女が思い思いに憩いの時を楽しんでました。これが近所にあるとか羨ましい。うちの近所にあるコンビニと交換して欲しいね。


小津がよじ上って、挙句に落ちた欄干。こっから落ちると川底が浅いから骨折程度で済むか怪しい。増水してたらしてたで流されるだろうし。


デルタ地帯から賀茂川越しに対岸を。デルタだけでなく左右の岸辺も居心地の良い芝生が広がっていて、談笑する人やら遊びまわる子供や、民族楽器の練習をするサークルの人とか居ましたね。飛び石を伝って川を横断できます。水量増えると多分無理。


明石さんが手酌で麦酒を引っ掛けてたベンチと、ロケット花火から身を守るのに使った松の木。割と人気のベンチなので座るの大変でした。


下鴨神社内のながーい緑のトンネル。GW中に流鏑馬の神事があったみたいですね。同じ直線だけれど京都御苑のとはまた一味違った趣がありました。新緑の季節ですなー。


ラストの写真は賀茂川の対岸、「私」と小津がロケット花火を発射した辺りから眺めた鴨川デルタ。中央奥の山に見える薄緑の三角形は大文字焼きの山肌ですね。どの文字かは調べてないから不明。でも、多分大の字。

ということで、余りにもこの一帯が気に入ってしまったので京都を離れるまでずっとこの近辺をぶらぶらしてました。本当は京大のキャンパスも覗いてみたかったんですけど、またの機会のお楽しみということに。明石さんきっかけで何となく見てるだけだったはずの四畳半神話大系ですが、こうしてシーンまんまの現場を見てしまうと色々と愛着が湧いたりするもんですね。普通に街中にあるので、露骨に挙動が怪しくなければ、それと悟られずに聖地巡礼染みたことができますよ。それを抜きにしてもお奨めのスポットなんで、京都散策の際は是非どうぞ。

で、夕方くらいに『おけいはん』とかいうキャッチコピーの京阪を使って大阪に戻って、@zagrovとお好み焼きの晩御飯を食べて、夜行バスに乗って帰りました。半突発的な旅行だった割に色々とやりたいことがやれて楽しい旅だったと思います。ポケットを空にして、さあ 旅にでよう。