初対面

第7回、今回のテーマは『初対面』
お題は @take_1row より頂きました、だんけ。
ビタミンMのテーマもこれだったそうで。日本では4月が年度の始まりなので、新しい環境に身を置かれる人も多く、それを切っ掛けとして沢山の初対面があることでしょう。そういう境遇から遠ざかって早数年なので、初対面というものに他の人よりはご縁が無いのだけれど、ネトゲtwitter等のオフ会においてそれなりには経験するので、そこら辺を書いてみようと思う。
実は、昔にこのblogで、オフ会での初対面について、軽く感想めいたことを書いたことがある。簡単に言ってしまうと、初対面の誰かを認識する時に、この人は自分が知ってる誰かしらに似ている人だな、という人物把握の方法だ。
その人の身長や体型、顔の造りやファッションなどのルックスだったり、声質や喋り方だったり、或いはもっと漠然とした雰囲気だったり、集団内での立ち回り方や言動だったり、そういう特徴めいたモノで、自分の既存の知り合いに似てる部分を探すのである。
勿論、付き合いが深まるに連れてその印象は変化するし、最初の捉え方が間違ってたことに気づくこともある。とても仲良くなった場合には、次に別の初対面の人と会った時に、似てる対象として探す知己にまでなるかもしれない。つまり、自分の近しい人の誰かに似てる人という把握の仕方によって、その人から受ける印象に対してワンクッション挟むのである。そうするといきなり新しい人間を新しいままに把握しようとするよりも、少ないコストで済むのかもしれないと、数年前の自分はお茶を濁している。


とまぁ、こんなことを4年くらい前は考えていたのだけれど、最近は少しこれとは異なる。特にtwitter関連の知り合いと初めて会う場合には、事前にtweet内容からその人の想像図みたいなものを頭の中に描いていて、あった時はその2つのギャップを埋めていく感じで脳内処理するのだ。全く事前情報の無い相手と会うときは、前述の近しい誰かを挟む捉え方をするのかもしれないが、生憎そういった機会に恵まれてないので何とも言いようがない。
twitterでは変なことばっかり言ってるけれど、実際にあってみると落ち着いた人だったりすれば、twitterでは頑張ってオドケテルのかもしれないし、逆に現実では猫を被ってるのかもしれないなぁと考える。当然、twitterで大人しい感じの人が現実では騒がしい場合も同じである。往々にしてtweet内容と実際対面した時の印象はズレがあるものだし、パーソナリティを140字にきっちり落としこめる人がいたら、それは最早ある種の才能と言っても問題ない。


ちなみに、割とどうでもいい話だが、自分は誰かと初対面でサシで喋る必要性が出てきたら、質問役に徹することが多い。気持ちよく喋ってくれる人だったりすれば、1時間以上頷いたり疑問を挟んだりしながら相手の話題に乗っかったりする。主な理由は、自分自身に関して喋るような内容が無いからなのだけれど、案外と質問に答え終わった後に、そっちはどーなん?と聴き返してくる人も多くない。キャッチボールというよりは、トスバッティングといった感じ。
近隣諸氏の皆様におかれましては、僕が自分自身の話題について積極的に振ってくるようになったら、気をつけるといいでしょう。よっぽど酷い状況を抱えてるか、勝手に親しく思い始めてる前兆です。ということで今回のリハビリは終了。3日サボってゴメンナサイ。
SWfTAの記録22:25