レコメンド体験

第20回、今回のテーマは『レコメンド体験』
お題は @termin から貰いました。熊5連続その3
てことで、2ヶ月以上も間が開いたけれど、お題を貰ったまま終了とか勘弁願いたいんで、再開する。ザ・インタビューズが世間的に流行ってるし、自分もあっちでも答えてるけれど、こっちはよりプライベートなスペースなんで、逆に頑張っていきたい。
お題のレコメンド体験は確かTBSの文化系トークラジオからのパクりのはずなんで、適当に答えることしよう。というか、2年ほど前に似たようなテーマで文章を書いてたので、そっちを読んでくださいな。
薦めるということ - とーかみにっき

ちょうどこのテーマを貰った頃くらいに1つのレコメンド体験があった。それは薦める側じゃなくて、薦められる側だった。薦めてくれたのは@fluorsparでブツはSE215というアメリカのSHUREって会社のイヤホン。基本的に自分はブツを買うまでに平均して1ヶ月くらいは悩むのだけれど、この時は直ぐに購入まで到ったはず。
いったい彼のレコメンドの何が良かったのか。1つには与える情報の頻度と量が適度だったように思う。軽くとぎゃってみた。
レコメンド体験 - Togetter
このやりとりの2日後にアキヨドで試聴して購入した。確かに製品の質が良かったというのもあるけれど、アキヨドまでいってみようと思わせるだけの何かが彼のレコメンドにはあったのだ。それは何だろうと思ったときに思い当たったものが1つだけある。それは多分、金額だ。

買い物は言ってしまえばこちらの現金とあちらの製品の交換である。つまり、製品には付けられた価格以上の価値があると思わない限りは購入には至らないだろう。自分の中で高級?イヤホンに払ってもいいなと思える額は1万円だった気がする。SE215に付けられた9,000円前後という価格は、ちょうど自分の需要にマッチしていたのだ。@fluorsparがそこまで知っていたどうかは定かじゃないが、ある程度偶然ではあるにせよ、彼の提示した商品はピッタリ希望レンジに収まるものだった。相手の需要に適したものを薦められるかどうかが、レコメンドの鍵なのであり、知るべきは薦める対象ではなく、薦める相手なのかもしれない。

SWfTAの記録17:28