アヴァシンの帰還 プレリリースイベント@夢屋

マジック・ザ・ギャザリング(以下MtG)の新エキスパンション『アヴァシンの帰還』のスポイラーが発表されてからというもの、毎日13時の更新を楽しみに生きていたと言っても過言ではない。そんなこんなで発売1週間前になり、プレリリースイベントがあったので高校からのMtG友達3人で行って来た。29日の17:30スタートの回。軽くメモ
獄庫イベントは中身を知ってたし、そのお店では既に何度か開封してたので、あんまり期待はせず。ここら辺の楽しみ方を理解してないのは自分の駄目なとこ。理解してないというより、実践していないか。
作ったデッキは例によってtappedoutに登録してみた。プールごと晒して構築が正しかったのかを判断してもらうのも面白そうなんだけれど、90枚近いカードを登録するのは少しメンドクサイ。登録サイトもteam Y'sにするかtappedoutにするか悩ましいな。
http://tappedout.net/mtg-decks/120429_pre-re/
引いたレアは

《鬱外科医》
《月の賢者タミヨウ》
《火炙り》
《苛立たしい小悪魔》
《僻地の灯台
《グリセルブランドの猟犬》(foil)
《ウルヴェンワルドの足跡追い》

ティボルトを引きに行ったら、タミヨウが出るんだから物欲センサーは謎。パッと見で除去が少なかったので、生き物に寄らせて組み立てることを決め、枚数はあれどKPが頼りにならない黒をまず除外。レアは枚数があって面白いものの、コモンとアンコがイマイチの赤を次に除外。消去法で白と青の大型クリーチャーと、緑の小型クリーチャーを組み合わせることにしたが、突出した色が無くフラット気味の3色になってしまい、失敗シールドになったかなと諦め気味でゲームに臨んだ。
デッキを組む時間が30分しかなくて、悩む暇すらなかったというのが正解かもしれない。事前にかなりフルスポを眺めててこれだから、初見じゃとてもじゃないが組み上げられなかっただろう。あと、奇跡カードが1枚も出なかったのがションボリだった。
先に結果を書いてしまうと、
R1○○
R2××
R3○○
の2勝1敗で参加者22人中7位だった。勝ち越せたから上出来だろう。個々のマッチごとの流れとかを覚えてないので、記憶に残ってる場面とカードを幾つかピックアップしてお茶を濁そうと思う。

R1

初戦の相手は緑黒白。《希望の天使アヴァシン》をツモったのだけれどその他の白のプールが弱かったり、青の《狙い澄ましの航海士》があるのに《霧鴉》が居なかったりしたらしい。レアゲーとは言われつつも、やっぱりコモンとアンコが重要か。
ドルイドの使い魔》で生まれた2体の4/4に削られて、愚直に全パンチされたら負けという所まで追い込まれるものの、慎重なプレイングをしてくれたお陰で、《花咲くもつれ樹》を対象に取っての《ウルヴェンワルドの足跡追い》の強制格闘で除去として回転し始めて、《月の賢者タミヨウ》も着地して逆転。2戦目は《霧鴉》を《幽霊のゆらめき》で回転させたりしてたら終わってた。アヴァシン環境でのCIPバウンスがコモンてのはちょっと強すぎる気がする。

R2

スイスドローの初戦を勝っちゃうと、こういうデッキと当たるんだなというのを痛感したのが2戦目。緑赤と緑青の2段構えで、初戦は膠着気味に大量のクリーチャーが並んだ所に《孔蹄のビヒモス》が着地して、45点分のトランプル付きが飛んできて22点あったライフが蒸発。2戦目は《霊の罠師》に《天使の武装》が付いた5点クロックを、青のバウンスやブロック不可でサポートされてサックリ沈められた。 相手の雰囲気に呑まれた感じもあるけれど、プレイングも構築も相手が圧倒的に上だった気がする。

R3

ラストは1勝1敗同士だった身内のY氏と当たった。割と疲れてたので、まったりやれたのは幸運か。Y氏は白緑の結魂ビートダウンだった。1戦目は《道壊しワーム》が2匹出てきてボコボコにされ、ライフ3対20まで押し込まれたものの、紙一重での平地ツモから《牙抜き》や《ベラドンナの行商人》の接死でクロックを止め、タミヨウさんが着地して『それ タップして!』*1で時間を稼ぎ、ついには-8の紋章をゲット。呪文が何度でも使えるようになったので、相手の《イチイの精》が16/16トランプルで突っ込んでくるのを、《幽霊のゆらめき》で《黄金夜の救い手》を出し入れして20点近くライフを回復して対応した所でGG。2戦目も早々にタミヨウが降臨して終わりとなった。

何となく入れたつもりの《月の賢者タミヨウ》だったけれど、やっぱり人気有るPWは強いということを知った。ちゃんと試合でPWを運用できたのは初めてだったので良い経験だった。上に挙げた以外で他に仕事したなーと思ったカードは、フラット気味3色での土地事故を回避した《豊かな成長》、こちらの飛行クリーチャーが実質ブロックされないクリーチャーに進化する《木陰の小道》、少し強化するだけで安定してクロックを刻む《さまよう狼》辺り。総じて緑が強かったな。
アヴァシンのシールドは緑の結魂が強すぎて、そこを外して勝ちを狙うのはかなりプールに恵まれる必要がありそう。ブードラになれば不人気の黒にも出番はありそうだけれども、クリーチャー争奪戦で取られた2/3沼渡りにボコされたりしそうで怖い。といっても、全体を見ればタッチで黒使ってる人も2割くらいは居たんじゃないかな。
てことで、アヴァシンの帰還のプレリレポでした。来週発売になったら身内でのリミテを大いに楽しもうと思う。読んだ人、参加した人お疲れ様。