THE IDOLM@STER MUSIC FESTIV@L OF WINTER!!のLV@TOHOシネマズ 六本木ヒルズ

当日の朝になんとなく調べてみたら当日券があったので、夜の回に行ってみることにした。LVはライブビューイングの略で、以下ずっとLVで表記。軽くメモ(3600)
新宿バルト9は殆ど埋まってて前の方しか空いてなかったので、立地的にも静かに見れそうな六本木をチョイス。予想通りお客さんの入りは4割位だったし、サイリューム振る人はチラホラいたけれど、立ち上がったり叫んだりする人は居なかった。楽しむというよりは、鑑賞するのに適した会場だったと思う。幕張の夜の部とか、それこそ昼のライブから流れてきた人も多かったらしく、現地と変わらぬ盛り上がりだったらしい。
LVイベントに参加するのが初めてだったので、映像や音のクオリティに注意を払いながら見てたけど、全体とすれば予想以上に良い出来だった。現地とLV会場とで時間の差がどれくらいあったのか、つまり、配信前にチェックや編集を挟む余裕がどれくらいあったのかは知らない。けれど、5分も10分もズラすとは考えづらので、ゲネプロから音声チェックとかカメラリハとかを入念にしたんだろうな。
アイマス単独ライブとしては初の?生バンドは、ライブテーマがMUSICだったのも合わせて良い試みだったと思う。現地での音圧がどうだったとかは分からないけれど、LVでは会場の歓声やP達のコールも含めて割と小奇麗にmixされた音が聴けた。強いてマイナスポイントを挙げるなら、ギターがボーカルに対してやや強めで、ベースが全体的に弱めだったのと、ボーカルに残響感が薄くてバックの音から少し浮いてたのと、そもそもボーカルが割れて感じる部分がチラホラあった。ここらはメディアでリリースされれば改善されると思う。
映像に関しても明らかなミスショットみたいなのが殆どなくて、それこそリリースされたライブ映像作品を劇場で鑑賞してるような気分になれた。自分の見たいものにフォーカスできないのはモドカシイのだけれど、双眼鏡を使っても難しいレベルで表情を追い掛けられるのは楽しかった。アリーナの後ろの方から豆粒サイズの演者を眺めるなら、映画館の大画面というのも選択肢として全然アリだと思った。黒字ラインに達するイベントがどれだけ存在するかは分からないけれどね。
ネタバレを気にする必要がなかったので、珍しくtwitterを使って感想じみたものを呟いていたので、文章に纏めあげる労を省くためにtwilogを張っておく。
とーかみ(@tookami)/2013年02月10日 - Twilog
他に書いておきたいことを適当に。

  • 冒頭のジブリでやけに低音コーラスが耳に付いたのだけれど、ガールズでちゃんとパート分けして歌ってるんだろうか。
  • 生演奏に乗っけても破綻してなかったので(何様)、それだけガールズの歌唱パフォーマンスはちゃんとしたレベルなんだろなーという雑な考え。
  • セトリや担当者の配置が公平で絶妙だった。雪歩だけソロ2曲なのだけれど、会場は5thと同じ幕張だし、『first step』だし、あれは正しい。
  • 『きゅんっ!ヴァンパイアガール』のギターがとてもスカだった。
  • 社長と赤羽根Pの微妙なギャップにより悟ってしまうレコと生の差。
  • 個人的にぬーに期待しすぎた感じはあった。歌唱のMVPはあっきーの『DREAM』だったかな。
  • 樹里きちの『幸』もかなり良かった。ゲストに来たラジオでは好き放題に振る舞ってたのに、ステージ上でアドリブ振られたらアタフタしてたのが可愛かった。
  • アイマスのライブは終盤のMCでどうしても醒めてしまう。そこが魅力だとは分かってるんだけれど、キャラと中の人が密接すぎる。プロデュースしてください、がコンテンツに対してお金を出し続けてください、としか聴こえない。それは何も間違ってはないんだろうけれど、自分は醒めてしまう。なんでだろうね。
  • 『READY!!』はすっかりアイマスの看板曲になったイメージ。CMの背景で流れた時にもすかさずコールが挟まるし。

ということで、相変わらずPになる見通しは立たないままに、微妙な距離感からアイマスというコンテンツを応援していくことになりそう。プロデューサーになれる日は来るのであろうか。