タルキールプレリ@トレカの洞窟

友人とのスケジュール調整の結果、2日とも1回ずつ参加することになった。初日は公式大会では初めて利用する秋葉原のトレカの洞窟。(2000)
クラン選択がランダムだったので、引き当てたジェスカイで構築。
出たレアは

《飛鶴の技/Flying Crane Technique》(プロモパック)
《爪鳴らしの神秘家/Rattleclaw Mystic
《不気味な腸卜師/Grim Haruspex》
《幽霊火の刃/Ghostfire Blade》
《凍氷破/Icy Blast》
《ケルゥの呪文奪い/Kheru Spellsnatcher》

の6枚。神話もフェッチもない。青絡み3枚はデッキにすんなり入り、《幽霊火の刃/Ghostfire Blade》も変異生物が多かったので採用。飛行生物を展開して呪文で道を開けていく、どちらかといえば前のめりなテンポデッキを組んだ。《爪鳴らしの神秘家/Rattleclaw Mystic》も入れても良かったかもしれない。生物にそこまで選択の余地がなかった分だけ呪文のチョイスに時間を割いた。《悪寒/Crippling Chill》をメイン2枚にして、《必殺の一射/Kill Shot》や《大物潰し/Smite the Monstrous》をサイドにした辺りは、ここ数年での成長かしら。デッキリストは取り合えずtapped-out。
http://tappedout.net/mtg-decks/140920_ktkpre/
R1(マルドゥ)○○
G1で並べあった展開からフルタップの隙に《飛鶴の技/Flying Crane Technique》で16点削りきったのだけ覚えてる。
R2(ティムール)×○○
2T目に《道の探求者/Seeker of the Way》を出して、戦旗を出したり接死持ちの2/2を呪文で退けたりしながらビートするだけでライフアドバンテージを相当得られるのが楽だった。低マナ域にパワー3の生物が少ないのも追い風。
R3(アブザン)××
G1は《アブザンの鷹匠/Abzan Falconer》で《縁切られた先祖/Disowned Ancestor》が飛ぶことでクロックが刻みにくく、除去っても《ケルゥの吸血者/Kheru Bloodsucker》でドレインされたり、《従順な復活/Dutiful Return》で使いまわされたりしてロングゲームを落とす。G2は《道の探求者/Seeker of the Way》でクロパ気味に動くも、大事なところでカンフーキックをしっかりとケアされ、追加の生物引けずに負け。これがアブザンかというお手本を見せてもらえた。
R4(スゥルタイ)○○
G1はカンフーキックフィニッシュに成功。G2は《サグのやっかいもの/Sagu Mauler》とのライフレース展開になった所で、《幽霊火の刃/Ghostfire Blade》を装備した《氷河の忍び寄り/Glacial Stalker》でキャッチ出来たのでそのまま押し切れた。

ということでゲームで6-3、ラウンドで3-1の結果に。自分の選んだクラン以外の全てと対戦できたのでラッキー。参加賞のKTK+M15に加えてKTKを2パックをもらえた。この参加費でこれだけ配ってくれるのは頭が下がる。店員さんも良い意味でフランクで面白かったので、今後の利用頻度を増やしたくなった。
後は細かい感想いくつか。
タップインでスタートするゆっくりな環境で、3Tの変異までアクションが無いケースも多かったので、1マナで展開できる装備品はシンプルに強かった。変異生物が少なくてもメインで使ってよさそう。《雪花石の麒麟/Alabaster Kirin》が飛べばゲームも終わる。
地上は変異やらお尻でっかちの生物でにらみ合いになるのに対して飛行はかなり通しやすかった。邪魔なのにピンポイントに除去をぶつけていくだけで安定してクロックを刻めた。そういう点で《アブザンの鷹匠/Abzan Falconer》はかなりのキーカード。
変異はほぼ初めて経験したけれど、どれから展開するかとか、どれを立たせてどれで殴るかとか悩む部分が多かった。回数を重ねれば定石が見えてくるのだろうか。変異同士の相打ちは嫌う人が多かったかも。2マナパワー2の生物を変異でブロックしたがる人は少ないので、前のめるなら出し得。
変異の関係上5マナまで伸びないデッキは殆ど勝てない。初手に土地が3枚欲しいので、積極的に後手を取ってもいいと思う。例外はマルドゥの低速ビートだろうけれど、シールドで完成度を高くするのはほぼ無理じゃないかな。
ということで、翌日の晴れる屋プレリに続く。