GP名古屋1日目

生まれて初めてMtGの大きいイベントに参加したので軽くメモ。連れてってくれた友人に最大限の感謝を込めつつ。

試合以外

名古屋への到着が夜中でそこから眠い目を擦りながらデッキ調整してたせいで、GP本戦登録を寝過ごしたのは本当に申し訳ない感じだったが、午前6時に目覚ましシステムとの壮絶な死闘があったことだけは書いておく。
会場の吹上ホールに着いたのが11時30分くらい。高さ3メートルのクリスマスツリーが飾られてたのは、イベント側が用意したのか会場備え付けだったのかは不明だが、思ったよりも良いアクセントになってた。会場内は暗色の物体ばっかりだから金と赤の光が交互に点滅する緑色のツリーは目に優しかった。
会場の一番奥がGP本戦用のスペースになっていて、本戦エリアは過去最大の参加人数ということで、1人当たりのテーブル上のスペースがとても小さいことになってた。SCGとかでよく見るファッティーメリケンさんは収まらないだろうな。真ん中にプレミアムマッチ用のテーブルが5つほど準備されていて、配信でよく見る有名なプロプレイヤーが実際に戦ってるのを生で見れたりしたのは面白かった。

参加費をそれなりに取るイベントが多いからか、予想してたよりもショップのスペースは大きくなかった。主催のBM以外は4店舗がそれぞれ10畳くらいのスペースを使って、シングルやサプライ品を並べてた。パックよりもシングルやクジがよく売れてた模様。くじ引きはお店によって工夫を凝らしてて面白かったけれど、自分では一度も引かず仕舞い。500円で1,000円のシングルカードが当たれば嬉しいけれど、じゃあそのシングルを500円で買いますか?と訊ねられたら悩むもの。売って利ざやを稼ぐならクジという期待値が価格を下回る手段は下策だし。
ショップを軽く見て回ってから手分けしてアーティストのサイン会に2時間ほど並ぶ。自分はレベッカさんの方に並んだけれど、デュエルスペースよりも年季の入ったコアな感じの人が多かった。キャリーバッグを引っさげてる人も少なくなかったし、ちょっとだけコミケライク。友人に託された5枚に加えて、自分が唯一持ってたレベッカさん絵のテンペスト版の《空のスピリット》日/英にサインを貰って握手。

試合部分

サインに並んでる時にキューブドラフト招待権を掛けたRtRシールドの受付が締め切られてしまったので、折角スタンを組んだのだし、ラヴニカへの回帰ワンカートンスタンダードに参加することにした。参加費2,500円でスイスドローの6試合。ただ賞品は上位に限られるのでドロップしていく人も多かった。47人の参加で確定6回戦のスイスドロー
生まれて初めてのREL:競技の参加だったのでデッキリストを書くのも初めてのこと。前日に友人に習ってメモしておいたので恙無く書き上げる。デッキはRtRのゲームデーでも使った《野生の獣使い》を主軸にした白緑人間デッキ。友人から色々とカードを借りれたのと、前日に景気づけで買ったパックからも《野生の獣使い》と《野生の抵抗》が出たので、それに乗っかってこんな形にしてみた。
http://tappedout.net/mtg-decks/for_gpn/

土地 22
8 《森/Forest》
6 《平地/Plains》
2 《寺院の庭/Temple Garden》
4 《陽花弁の木立ち/Sunpetal Grove》
2 《ガヴォニーの居住区/Gavony Township》


クリーチャー 23
4 《アヴァシンの巡礼者/Avacyn's Pilgrim》
4 《教区の勇者/Champion of the Parish》
4 《アヴァブルックの町長/Mayor of Avabruck》
1 《月皇ミケウス/Mikaeus, the Lunarch》
1 《錯乱したのけ者/Deranged Outcast》
4 《野生の獣使い/Wild Beastmaster》
1 《ラムホルトの勇者/Champion of Lambholt》
2 《銀刃の聖騎士/Silverblade Paladin》
1 《悪鬼の狩人/Fiend Hunter》
1 《ガヴォニーの騎手/Riders of Gavony》


その他の呪文 15
2 《巨大化/Giant Growth
2 《怨恨/Rancor》
1 《信仰の盾/Faith's Shield》
2 《町民の結集/Gather the Townsfolk》
4 《セレズニアの魔除け/Selesnya Charm》
1 《共有の絆/Common Bond》
1 《野生の抵抗/Wild Defiance》
2 《狩られる者の逆襲/Revenge of the Hunted》


サイドボード 15
1 《ドライアドの闘士/Dryad Militant》
2 《栄光の騎士/Knight of Glory》
3 《スレイベンの守護者、サリア/Thalia, Guardian of Thraben》
1 《悪鬼の狩人/Fiend Hunter》
1 《ガヴォニーの騎手/Riders of Gavony》
2 《墓場の浄化/Purify the Grave》
1 《墓掘りの檻/Grafdigger's Cage》
1 《信仰の盾/Faith's Shield》
1 《信仰の縛め/Bonds of Faith》
1 《金輪際/Nevermore》
1 《狩られる者の逆襲/Revenge of the Hunted》

当日に買ったメモ帳を見て思い出せる範囲でマッチごとに軽くメモ。
R1(トリココントロール)○×○
G1は相手が《野生の抵抗》に不慣れでタフ1生物に《灼熱の槍》を使ってくれたりしたので拾えた。G2は焼かれきって最後は《小悪魔の遊び》で負け。G3は相手が土地事故で止まるも、こっちもコントロール用に積んだサリアが《ボーラスの占い師》の1/3のタフネスを越えられずに降着したけれど、《野生の抵抗》を置いてからの《巨大化》と素打ち《狩られる者の逆襲》で10点近いクロックを2ターン続けて勝ち。

R2(トリコトラフト)○○
G1はこちらのライフが1度も削れることなく前のめって終わり。G2は1マリスタートながら2ターン目に《墓掘りの檻》を出せて相手の瞬唱を無効化でき、トラフトによるダメージレースをサリアとセレチャの2/2警戒トークンで押さえ込んで勝ち。

R3(赤緑ビート)×○×
G1は2マリしても平地しか出せずに、次に備えて何も見せないまま負け。G2はきっちり回って取り返すも、G3が再びダブマリでブロッカーは全て燃やし尽くされて負け。ランドを22にしたのが悔やまれる。

R4(ナヤビッグマナ)×○○
まさかの友人との身内当たり。G1は伸ばしきったクロックを《静穏の天使》に綺麗に食べられて、返しでセレチャを撃てずに負け。G2は《アヴァブルックの町長》がPWばりにトークンを産み出して手数で勝る。G3も押し込みながら《スラーグ牙》への返しで銀刃ペアに4/4の《野生の獣使い》でパワー6の2段攻撃を2匹作って16点削って勝ち。《忌むべき者のかがり火》引かれなかったからという感じ。

R5(バントコン)×○×
相手は《豊かな成長》や《マナの花》でマナ基盤を安定させつつドローして、《ケンタウルスの癒し手》や《至高の評決/Supreme Verdict》で相手のクロックを押さえ、《鐘楽のスフィンクス》と《スフィンクスの啓示》でドローしつつ《研究室の偏執狂》で決めるという面白いデッキ。G2は《野生の獣使い》に奇跡で《狩られる者の逆襲》を打って勝ち、G3も後1点のとこまで押し込むもそこから巻き返されてLO負け。気持ちの良い敗北だった。

R6(青白奇跡コン)××
評決や終末で流されて、天使がワラワラ出てくる感じの少し懐かしいデッキ。2戦目の最後の局面を未だに思い出せるのでメモ。相手のライフが残り4ながら、ターンを返したら負けな状況で、こちらの生物は怨恨つき銀刃とサリアが結魂していて、相手は+1修整の槍を装備した《ボーラスの占い師》と4/4天使が起きてた。相手のハンドが1だったので、《信仰の盾》で銀刃にプロテクション青を付けてこれで天使でしかブロックできないからトランプル4点通して勝ちだーと思ったら、サリアが占い師に落とされて結魂が解けて二段攻撃なんて無かった負け。やっぱり普段使わないカードで付け焼刃やってもダメってことですね。

ということでラウンドで3-3、ゲームでも8-8の50%な勝率。4勝からは賞品があったけどギリギリのラインで2連敗したので手ぶらでフィニッシュとなったけれど、色んなタイプのデッキと当たって心行くまで楽しんだので大満足。5/6がコントロール戦だったので、サリアメインだったら楽だったろうなーと思ったけれど、そこらがメタ読みとかになるんだろうね。1カートン戦は本戦DROP組みがメインだったろうから、あんまり読んでも仕方ないのだけれど。
22時近くに会場を後にしてホテルの近くでご飯を食べて、ホテルで軽くリミテ遊んでから寝たのが3時くらい。