LIVE 2012 TOUR "ミツバチ" @TOKYO DOME CITY HALL

前回の八王子に続いてツアー2度目の参加は近所にある元JCBホール。ツアーのセトリ構成次第では譲ってもいいかなーとか不遜なことを考えてたけれど、なんだかんだで参加してきた。直行直帰だったのは結果オーライか。軽く雑多にメモ(6300)

全体

座席は3Fバルコニーの中央。真綾が武道館みたいと形容してたけれど、3F席といえどもステージまでの距離は近くて、その分だけ角度はあるような所から全体を見下ろしてた。真綾本人は客席側にも来たことなくて完全に初利用だったぽい。
会場の立地が良かった分だけ関係者も足を運びやすかったらしく、飛び犬社長、沖井さん、mitoさん、清浦さん、浅野さんとかも来てたらしい。同業者とも言うべき女性歌手も多数来てた模様。ロビーにも色んな方面から花が贈られてたけど、真綾だとファンからのって殆ど見ないな。
セトリは八王子と同じで、大宮のパターンBで披露された『シマシマ』と『something little』を楽しみにしてたから、少し肩透かしを喰らった感じ。長いツアーでセトリをどう弄るとかは誰がどんな理由で決めるんだろうな。
真綾本人のコンディションは八王子より少し疲れてそうな印象を受けた。実際にそれが当てになるかは知らないけれど、本当に微々たる差ながら、声が張りきれなくて低い声になるMCでそんな風に感じてしまった。ピッチもやや不安定だったように思う。それでも、『さいごの果実』と『猫背』は素晴らしかった。特に『猫背』に関しては、初聴きだった八王子ではメロディを追いかけるのに意識の大半を払ってたのに対して、今回は真綾の歌声をジックリと味わうことが出来た。

音に関しては八王子の1.3倍くらい全体的に音が大きく感じられて、マニピュレーターから出てるっぽい音が割れて聴こえたりとかなり残念だったのだけれど、他の人の感想だと音響が良かったという意見をボチボチ見たので、天上が近くてスピーカーとの間に遮るものが無い自分の席が残念だっただけの模様。仕方ないね。あと、『モアザンワーズ』のラスサビでボーカルを消す勢いで、歪んだギターが乗っかってくるのは個人的には低評価。ナタリーでの対談があっただけに。
逆に良かったのはキーボードの扇谷さんの音がかなりクッキリと聴き取れたこと。ステージまで角度があって奥の段に居た人たちの手元も見やすかったので、キーボードがメインの曲以外でもどんな音を奏でてるかを追いかけてた。あと、例によって佐野さんの腕元には目を奪われ易い。ドラムソロの是非はともかく、スローテンポの何気ない曲でもハイハットが変態的な刻まれ方をしてたりして、ただただ感心するばかり。映像作品で佐野さんを抜いた映像増やしてと真綾から注文が増えるのも頷ける話。

映像

視覚の面で良かったのが緞帳やステージ背面の幕がよく見えたこと。スパンコールみたいに光る緞帳が『DOWN TOWN』や『action!』での煌びやかな雰囲気を作り出すのに貢献してたけれど、あれは特定の光線が当たることで光る仕組みになってたりするんだろうか。『モアザンワーズ』や『風待ちジェット』といったステージ全面に映像を投影する曲だと、演者の皆さんのシルエットがクッキリと背面の幕に浮かび上がって、その美しさを心行くまで鑑賞できたのも今回の席ならではだったかもしれない。『夜のとばり』の続編を見た直後だったのもあるかもね。

その他

この日の感想として避けられないのが真綾ライブ恒例の歌詞ミスで、本人が翌日のblog謝るという珍しい事態になるくらいに、色んな曲で歌詞を間違えたり飛ばしたりしてた。自分は割とネタにしたりしてるんで大上段に構えてどうこう言える立場でもないし、2日分のblog更新の内容に救われた部分もあるのだけれど、携帯blogなんて読めない一般のファンがどう思ったかは少しだけ気がかり。群馬に期待。
ということで、ざっと感想を書いた。大晦日のカウントダウンの参加は確定してるけれど、その手前は不明。中野30も予定してるけれど増えるかもしれないし、減るかもしれない。