人生と記憶と

過去のことを振り返ると、同じ1日という単位でも、起こったことを色々覚えている1日と、殆ど覚えてない1日があります。どういうメカニズムかは知りませんが、より現在に近い事の方が良く覚えているらしい、ということが経験則から判ります。けれども、最近の一日のことよりも、遥か昔の一日のことがより鮮明に記憶に残ってることがあったりしますよね?
カレンダーや時計、テレビや新聞のお陰で、俺は自分が生まれてから今までに地球が何回転したかを知っています。でも、もし自分の記憶だけを頼りに自分の人生を振り返った時、俺はどれだけの月日を思い起こすことが出来るんでしょうか。記憶に残らない24時間は、記憶に残る24時間よりも価値が低いのか。そんなことを考えてみたりしました。
この日記をつけることによって、少なくとも過去4ヶ月に関しては、俺は自分がとった行動を大まかに知ることができます。一日中ゲームをしてた2005年5月2日の価値、或いは機会費用を考えるとこれ以上書く気がおきません。