3時間で読み終わる

てことで、早速この前VIPでリク受け付けて借りてきた中から一冊を読み終わったので紹介。

旅のラゴス (新潮文庫)

旅のラゴス (新潮文庫)

高校の友人に熱心なファンが居たり、断筆云々で名前だけは以前から知っていたものの、読む機会に恵まれなかった作家の1人です。
ちょっと話題変更。ブログで自分が読んだ本について書くというのは、定番のネタの一つなんだと思います。で、かなーり前のエントリーでも同じことを悩んだんですが、あらすじ書こうかどうかまた迷ってしまいました。まぁ、上にアマゾンのリンクが張ってあって、確認してみたら3クリックであらすじを書いてあるページにたどり着くみたいなんですが、ネット好きな自分としては3クリック+別ウィンドウの動作を強要されるのもカッタリィ気がします。でも、読みたくもないあらすじを飛ばすためのマウス操作(俺はキーボですが)もカッタリィし…ということで、妥協してあらすじへのリンクを作ることにしました。あらすじ読みたい人は1クリックで読めます。読みたくない人は1行読み飛ばせばオッケー。うん、素晴らしい。
『旅のラゴス』のあらすじ
閑話休題。どうやら筒井作品のなかでは結構まともにストーリがある方らしいので、これ一冊読んだだけで作者について語るのは危険ぽいけど、雰囲気を作るというか世界観の演出が上手いなと。一度滅びた文明から遺産として残された膨大な書物を読み漁るシーンでの、ラゴスの知に対する圧倒的な貪欲さと嬉々として吸収していく様が、自分の進路を考えるときに影響を受けそうだなと思ったり。とりあえず次は七瀬シリーズでも読んでみようかな。