心地よい音量

第9回、今回のテーマは『心地よい音量』
お題は自分で考えた。
一昨日は3本近くエントリーを上げて、まだまだ書き足りないぜとか思ってたのに、昨日がからっぽなのは、紛れも無くTerrariaという2D版Minecraftに興じていたからなのだけれど、面白いゲームを面白く紹介する才能は持ち合わせてないので、一緒に遊んでる@ztarの紹介記事へのリンクを貼って、お茶を濁しておく。
SunriseBlue 【Terraria】ガッガッガッガッガッガッガッガッ

閑話休題
今回のテーマは久しぶりに自発的なもの。というのも、22日の冨田ラボのレポの時に感想として書こうと思ってた内容を、途中ですっかり忘れたまんま公開してしまったので、単品でもエントリーの分量にはなると思いつきリハビリテーマになったという次第。
自分はそれなりに坂本真綾が好きだけれど、ブルーノートレミゼなど他の歌手とリアルタイムで比較できる場面だと、声量が乏しいなーというのを感じてしまう。歌声が大きいというのは高く評価される要素となってるけれど、それは何故なんだろうかと、ふと思ったので今回のテーマにしてみた。
1つには、人間という生物を、己の体のみを使ってどこまで大きい音を生み出せるかという基準で順序づけた場合に、より優れているからという答えだ。速く走れる人、高く飛べる人、遠くまで投げられる人が称えられるのと同じで、ある種のスポーツみたいな考え方。
といっても、聴いてて不快な音を大きな声で出されても迷惑なだけなので、その段階である程度の心地よさが求められてしまう。この心地よさが歌声の大きさと完全に無関係であれば、論じやすいのだけれど、残念ながらそんなことは無いだろう。


そこでもう1つ考えたのが、心地よい声質があるように、心地よい音量というのが存在するのかなというもの。声質と並べて書いてるように、これは主観に依存する部分が大きいので、万人に通じるかどうかは割と怪しい。例えばクラブで鳴り響くバスドラム。余りにも大音量過ぎて、鼓膜じゃなくてお腹で鳴り響いてるようなもんだが、それを味わいたくて足を運んでいる人は少なからず居ると思う。
じゃあ、人間の声をお腹に響くくらいの大音量で聴けばどう感じるか? 試したことはないが、恐らく五月蠅いというレベルを通り越して、相当な苦痛になるんじゃないかと思う。度を過ぎた音は心地よさを通り越して痛みへと変わる。ブルーノートでもブラスは近すぎて左耳が辛かった。X軸に音量、Y軸に心地よさを取るグラフを作れば、多分こんな感じになるんじゃなかろうか。ペイント+マウスかつ30秒で仕上げたクオリティなのは勘弁。

一番心地よいと思う音量になるまでの上昇線が、上向きに凸なのかとか、ピークを過ぎた後にどの程度の勢いで落ちるのかとか、ピークは複数あるんじゃないかとか、細かい所は適当というか個人差だろう。
人間の声やバスドラム、ブラスなど、音を発するモノによって心地よいと感じる音量に差が出るのは、恐らく音の周波数の違いから生じるのかな。高校で物理を投げ捨てた音楽素人にはこれ以上のことは書けそうにないので、ここらで終わっておこう。これからも空気の振動に一喜一憂する人生を楽しんでいきましょう。
SWfTAの記録:42:40