牧野由依 ゆらり弾き語りの旅@原宿クエストホール

3月24日にあった牧野由依の弾き語りコンサートに参加したので軽くメモ。弾き語りはずっと参加してみたかったので念願叶いました。(4000)

いつもの

会場のクエストホールは原宿駅から徒歩1分でアクセスも良いし、周辺にはお店が色々とあるので前後でお茶や食事をするのにも便利。名前だけは何度も聞いてたので、訪れることが出来て良かったです。初利用の会場だと参加のモチベが上がるのは、イベントの目的が変な方向にシフトしてる気がするけれど、深く考えないようにしよう。
客席は正方形に近く天井は照明や機材がゴチャゴチャしてて、日本橋の三井ホールを2サイズ小さくしたような感じ。自分は上手前方の座席だったけれど、ピアノとボーカルだけだったので音響はそれなり。グッズ購入者は終演後のサイン会に参加できたのだけれど、8割以上が列に並んでたのは流石だなーと思いました。並ぶのが遅れたので、何も買わずに列を横目に帰ったけれど、あの列を消化し切るのは手間だったろうなぁ。

本編

1曲目の前にMCがあるライブは経験したことあったけれど、1曲目の前にグッズ宣伝から始まるのは流石に初めての経験だったw MCが多めで、とてもゆるーい感じのコンサートスタイルは、牧野由依のFCイベントがあったらこんな感じだろなと思わせました。お客さんのレスポンスに関しては席によって色々な印象を受けたみたいだけれど、やっぱり全体的には大人しい気がする。男性客が前に出ると変な雰囲気になるし、軽やかに和やかにやりとり出来る女性のサクラを紛れ込ませるのはどうだろう。非誠実と言われればそれまでだが。
とりあえずセトリ

三月物語
アムリタ
DESTINY
you are my love
もどかしい世界の上で
その先へ
(桜ソング1曲)(カヴァー)
Cluster
お願いジュンブライト
ユメノツバサ
en
オムナ マグニ(アカペラ)
ふわふわ♪(カラオケ)
碧の香り

会場によってそれなりにセトリを変えてるみたいで、曲順もその場で決めてたりする位のゆるーい感じ。この日はaria系が無かったので8日はそこらが充実するんだろな。チケット持ってないけれど行きたくなる。
回を重ねるに連れてMCが上手くなっていってるのが少し面白い。今回は個人的に興味深い内容が多くて、セトリを考える時に過去と現在の楽曲を組み合わせてみることで面白い気付きがあったりするし、アーティスト側としては1つの1つの曲を届けるのも大切だけれど、全体としての曲のバランスを考えたり、順番を意識したりするのも表現の重要な一角を担ってるみたいなことを喋ってた。
もう1つ印象的だったのは『you are my love』の演奏後、拍手が起きるまで何とも言えない間があったことに関して、学生時代の先輩のエピソードを引用しつつ、ピアノ弾きとしてどこまでを演奏として捉えているかの持論を語ったりしたとこ。どっちもアーティスト然としていて良かったですね。そういえば、最近やさぐれキャラを見てないな。
曲の方ではこれをやらなければ嘘だろうという『三月物語』から始まって、新旧入り乱れての色々な楽曲をピアノ一本で聴けたのでかなり満足度が高かった。クラシックコーナーは無かったけれど、桜ソングコーナーでは観客から多数決と取って森山直太朗の『さくら』をカバーしたり、アンコールの『オムナ マグニ』はアカペラかつマイクを一切用いないで生の声を聴かせてくれたり、『ユメノツバサ』はラストのコーラスラインとのハモを客席でパート分けして歌ったりと、とてもバラエティに富んだ内容でした。『お願いジュンブライド』のピアノ版が今回初披露だったけれど、CDコンサートでやった新曲は音沙汰なし。そろそろ新しいリリースあるといいな。
大分間が開いてしまったので、こんなところでお茶を濁しておこう。