コードギアス 亡国のアキト プレミアム先行上映会@新宿バルト9

真綾が主演+主題歌と聞いてからテレビシリーズを見た程度の新参だけれど、試聴した『モアザンワーズ』に惹かれて抽選に申し込んだら当たったので7月16日に見てきた。軽くレポ。(2500)

いつもの

シリーズの大ファンというわけでもないのに、通常の倍近い値段のチケットを手に入れて見に行ったのは、キャストの舞台挨拶に興味があったというよりは、『モアザンワーズ』を劇場の音響で、アニメ作品のEDとして流れてる場面を体感したかったから。この感覚はラーゼフォンの劇場版を見に池袋に行った時に近い。美しくも物悲しいサビのメロディが、重苦しい雰囲気の作品に合わさったら、それはさぞ印象的なシーンになるだろうと期待してた。結果から言うとそこまでのレベルではなかったのだけれど、それらは本編の感想の後にでも。
会場のバルト9は去年の夏だかに鉄拳3Dを見て以来だった。お客さんは女性が多くて、比率で言えば4:6くらい。予告でスザクやC.C.が出た時の声にならない悲鳴から察するにアニメシリーズのファンが多かったはず。舞台挨拶にはやや遠めの上手の後列から見てたけれど、映画を見る分には程ほどの座席。

本編

お目当ての真綾の演じるレイラは、声のトーンや立ち居振る舞いは凛々しいのだけれど、ビジュアルイメージから事前に想像してたよりは年齢なりの女の子だった。アキトはキャラの幅がレイラよりも広くて、静かに狂気を孕んだ感じが好みだった。2人とも過去に色々とエピソードを抱えてそうなので2章以降に期待したい。登場人物が多かったので、50分の上映時間の割にキャラの掘り下げという意味では少し弱かったように思う。あと、場面の繋ぎ方に少しブツ切り感を覚えた。起承転結で言えば起に当たる章なので、仕方が無いのだろうけれど。その分だけ頑張ってたのは3Dモデルをフル活用したメカアクションシーン。CGの利点を活かして構図やアングルに凝っていたので、ここらは繰り返し見ることでより楽しめるはず。特に悲劇っぽい悲劇も起きずにEDに突入したので、サビまで行くとちょっと曲が浮くようにも感じた。これも次章以降に期待したい。

舞台挨拶

色んなメディアで記事になってるし、特に書くこともないのだけれど、真綾が登壇した時に入野さん以上に女性から声が飛んでたのが面白かった。あと、作品の見所の場面でプロデューサーの言いたい部分を全部先取りしてしまってたのも良いやら悪いやら。EDの映像に注目してくださいだそうです。ということで、軽くレポ終わり。