Yuki Kajiura LIVE Vol.#7 "FICTION" @NHKホール

前日の夜に友人からチケットが余ったとお誘いを戴いたので、4月のKalafinaに続いてのNHKホールに繰り出してきた。2F前方の上手端から見てたけれど、視界はかなりクリアーで音のバランスもそこまで悪くなかったと思う。
まどマギのBGMを歌うよーと早い段階で宣伝文句にしてたのは知ってたけれど、個人的にはらっきょのメドレーが聴けたのが嬉しかった。FICTION2に関しては完全に予習不足だったのでしょうがないけれど、『heigen』の持つ大地の雰囲気がすごく良かった。パーカッションの音色や、曲のテンポがマザーアースって感じを醸し出してて、ヨイクという歌唱法も味わい深かった。梶浦系列のライブでの男性voが新鮮だったというのもある。
日本語曲が少ないことを何度もネタにしてたけれど、梶浦語は良いとして、英語に関しては発音もー少し頑張って欲しい。単に自分があの人たちの英語発音に慣れてないってのもあるんだろうけれど一部の曲で耳についた。
上手二人のソロが多かったのは良かった。貝田さんが『NHK』のMCで強引に男らしいでまとめられてて可哀想だったので、次回は『MATERIALISE』をお願いします。アンコールの間にPVを流すのを始め、スクリーン演出はどうかと思うのもあったけれど、代案浮かぶわけでもないし口を噤む。
ゲスト参加だった赤木りえさんのフルートは素敵だった。バイオリンの今野さんとステージ上での立ち位置も近かったので、2人まとめて双眼鏡で味わったりしてた。牧野さんのコンサートでも思ったけれど、フルートは完全に澄み切った音ではなくて、ちょっと音が漏れるところが逆に魅力なんだと最近気づいた。
とまぁ、ライブから10日以上経ってしまったので簡単にだけれど感想めいたものでした。